新しいプロジェクト~スーダンで暮らスーダン~
新しいプロジェクトが始まりそうです!!
僕たちが始めようとしている新しいプロジェクトとは、
日本のようなゴミ収集をスーダンにも普及させるというプロジェクトです。
日本のゴミ収集はこの時間・この場所にゴミ収集車が来るというシステムやけど
これを普及させようとハルツームに来た時から思ってました。
実際JICAがこの収集システムをパイロット的に導入していたところがあって、
その地域はほんとに綺麗でした。
首都ハルツームのほとんどの地域では、
ゴミは決まってるわけでもないゴミ溜めに捨ててそれを収集車がテキトーな時間に
回収するというものです。
捨てる方は楽ですが、それだと野犬が生ごみを食べ、
ゴミ袋に入っていたはずのゴミが散らかってしまいます。
また有価物(貴金属やペットボトル)を取りにウエストピッカーがゴミを広げてしまうのでゴミダメはどんどん汚くなります。
散らかったゴミまで回収はしてくれませんからこれでは一生この場所は綺麗になりません…
今始めようとしているプロジェクトは住民の協力が必要不可欠ですが、
街は確実に綺麗になります!
いろんな人にお願いをしまくって末、やっと始められそうなこのプロジェクトを
僕は絶対軌道に乗せたいです!!
ちなみに...
数年前から廃棄物分野では日本もたくさんの支援を行っています。
その一つがこちら!
ちょっと世代ではないんですが、キャプテン翼ステッカー付のゴミ収集車です!!
キャプテン翼はスーダンでも人気があってキャプテンマージッドっと呼ばれています。
こんな風に日本はたくさんの国に支援しているんだと思うとなんだか誇らしいな~っと思いました。
ちょっと話はそれましたが、このプロジェクトに関して今日2回目のミーティングがありました。
今日の議題は何といってい日本のような仕組みを取り入れるかどうかという核の部分の話し合いでした。
ここの事業所ではもともとコンテナをたくさん持っており、
このコンテナを各地域に置いてこのコンテナの中からゴミを回収するシステムを導入したいという人、それから日本の方法を導入したい人。
二つに意見は分かれました。
僕はというと...
スーダン人自身が納得して決めたことならどっちでもいいかなと思っています。
コンテナ案はゴミ溜めからコンテナに変わっただけでいつでも捨てれるのでベストだとは思いません。ただまず第一段階としてコンテナ案が成功した国も実在します。
それもありますが、スーダンの人が自分達で決める事が最も重要だと僕は考えています。
僕が無理やり押し付けても、それは僕のエゴではないかと感じるし
納得してないのであれば多分プロジェクトは上手くいきません。
また今後このこのような議論をする際にも、自分達自身で決める習慣を決めてほしいなと思っています。まぁ今日のミーティングでも嵐のアラビア語攻めで僕は全くついていけなかったのですが。笑
努力はしました。笑
ただやっぱり解釈はできず、議論も決着せずに終わりました。
そしてせっかくのミーティングだったにも関わらず話に熱中して写真もほとんどとれませんでした...
これくらい。
ミーティングが終わり、今後の予定を書きだしている所。
とりあえず、僕が考える両方のメリットデメリットは伝えられたかなと思います。笑
それを踏まえて今度両方の施策を例えば1か月間交代でパイロット的にやってみると言いう結論に至りました。
プロジェクトの今後についてもまたブログにアップしようと思っています。
いい報告ができるよう、僕も頑張ります!!